猫の表情から読み取る気持ちや感情【目・耳・ヒゲの変化が重要】

猫の表情から読み取る気持ちや感情【目・耳・ヒゲの変化が重要】
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猫を飼うのが初めての方やこれから飼う予定の方の中には、猫がどんな気持ちでいるのかもっとわかるようになりたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は猫は鳴き声はもちろん、表情や体を使って様々な感情を表現しているのです。

そこで今回は表情に込められた猫の気持ちを解説していきます。

この記事がおすすめな方
・猫の気持ちをもっと理解したい
・猫の表情の意味を知りたい
・猫の表情を見る時のポイントを知りたい

猫と4年半一緒に暮らす筆者が毎日の生活の中で把握してきた、表情とそれに伴う猫の感情を解説します。
まだ猫のことをよく知らない方でも、猫の様子を観察していれば少しずつ猫の気持ちがわかるようになり、猫とより良い関係を築けますよ。

更に表情に加えて鳴き声も合わせて観察してみると、より明確に猫の感情が理解できるはずです。

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【ポイント】猫の表情の変化を読み取るコツ

【ポイント】猫の表情を読み取るコツ

あまり注意していないと気づかないかもしれませんが、実は人と同じように猫にも表情があります。
人の場合、嬉しい時は広角が上がり不機嫌な時は眉間にシワが寄っていたりしますが、猫の表情は人とは違う場所に変化が表れます。そのため、まずは表情を観察するときに見るべき場所を把握しておきましょう。

猫の表情を読み取る際に一番わかりやすいのが目。
目を細めたりじっと見つめたりといった変化だけではなく、瞳孔の開き方まで注目するのがポイントです。
まずは目の状態を確認してみてください。

猫の耳は表情の要素の一つ。
人の場合は耳に感情が出ることがないので、知っておかなければなかなか気が付かないポイントでしょう。
しかしよく見ると外側を向いていたり後ろに傾けていたり、変化に富んだ動きをしています。

ひげ

耳よりもさらに気づきにくいヒゲの変化。
「そもそもひげってそんなに動くっけ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、よく見ると微妙に変化しているのがわかるはずです。
少し難易度の高いポイントですが、猫の表情を読み取るためにはヒゲの変化も見逃せません。

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猫の表情に込められた気持ちとは?

猫の表情に込められた気持ちとは?

怒っている表情

猫の気持ちと、その時の表情を詳しく解説していきます。
上の方で紹介しているのがポジティブな感情、下に行くほどネガティブな感情となっています。まずは表情がポジティブなものかネガティブなものかを識別できるようになりましょう。

ご機嫌な気持ちの時

●目の様子
ワクワクしている時はぱっちり開いています。
満足している時は閉じた状態だったり、細めていたりします。にっこりしているように見えるかもしれません。

●耳の様子
正面に向いた状態でピンと立っています。

●ヒゲの様子
ワクワクしている時は少し上向きになっていて、ピンと張った状態です。
満足して一休み、という時は後ろの方を向いて顔にくっつきそうになっています。

●その他の様子
ゴロゴロとのどを鳴らしていたり、「ニャッ」「ニャン」と短く鳴いていることもあります。

リラックスしている時

●目の様子
閉じた状態だったり、細めていたりします。
瞳孔が大きくなったり小さくなったりを繰り返します。

●耳の様子
前〜やや外を向いた状態で、どことなく力の入っていない感じです。

●ヒゲの様子
やや下向きの状態で、だらんとしています。

●その他の様子
耳やひげもそうですが、全体的に脱力しています。

びっくりした時

●目の様子
ぱっちりと開いた状態で、瞳孔も開き気味です。

●耳の様子
ピンと立った状態で、物音のする方向を向きます。

●ヒゲの様子
水平方向にピンと張った状態、もしくはやや前に向かって広がっています。

●その他の様子
いつでも逃げられるような体勢を取り、しっぽが膨らんだ状態のこともあります。

怒る手前!不機嫌な時

●目の様子
目は開いた状態で、瞳孔も開き気味です。

●耳の様子
ピンと力が入っています。やや外向き、もしくは水平方向に倒れ気味です。

●ヒゲの様子
前方〜横に向かってピンと伸びています。

●その他の様子
「にゃおーん」「にゃぁあん」と文句を言うように長めに鳴くこともあります。

やめて!怒っている時

●目の様子
大きく開き、瞳孔もかなり開いた状態で怒りの対象をじっと見つめます。

●耳の様子
力の入った状態で、通常時より後ろの方に傾けています。

●ヒゲの様子
前方〜横に向かってピンと勢いよく伸びています。

●その他の様子
口を横に大きく開いて、「シャーッ」「フーッ」と威嚇する声を発することもあります。

怖いよ!恐怖を感じている時

●目の様子
目は開き、瞳孔も開いた状態で恐怖の対象の方を見つめます。

●耳の様子
伏せぎみで、横〜後ろの方を向いています。

●ヒゲの様子
ピンとしていて、後ろの方を向いています。

●その他の様子
全身に力が入ってこわばっています。
自分を落ち着かせる為にのどをゴロゴロ鳴らすこともあります。

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まとめ:猫の表情を読み取るには観察が重要

猫の表情を読み取るには観察が重要

猫の表情とその時々の気持ちについて説明してきました。
ここまで読んでいただいて、表情を把握するには、目・耳・ひげの状態を見る必要があることがお分かりいただけたかと思います。
はじめは複数のパーツを同時に観察するのはなかなか難しいので、まずは色んな写真を撮って写真をじっくり観察してみても良いかもしれません

表情だけでなく、鳴き声やしっぽの状態も同時に把握できるようになれば、猫の気持ちがよくわかるようになるはずです。

まずはそれぞれのパーツごとによく観察することから始めましょう!

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